感想日記

演劇とかの感想を書きなぐってます。ネタバレはしまくってるのでぜひ気をつけてください。

『魔笛』

2020/04/15
新国立劇場 巣ごもりシアター
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スマホのカメラでパソコン画面撮影)



のだめカンタービレ』で大体の話は
知っていた『魔笛』。ようやく観られました。
でも上の画像のシーン観て...
フリーメイソン...?ってなりました。
え、どう考えてもフリーメイソンですよね!?

しかもこの舞台、黒板がでてきたり
先生みたいな感じで出る人がいたり、など
全体的に、学校みたいな雰囲気になってます。
最初は、タミーノと、おまけでパパゲーノが
愛と徳を見つけるために
ザラストロの叡智の神殿を訪れるからかな、
なんて思ってたんですが(教会学校的なあれ)
この目玉と三角形見てからもう...。
フリーメイソンしか頭に浮かばなくて...。

おかげで、なんかタミーノとパパゲーノに
ザラストロが課す試練が
フリーメイソンに入るための試験にしか思えない。
たしか、未だに秘密で謎なんですよね、
フリーメイソンへの入り方。
それの紐解きされてるような感覚で、
ぶっちゃけ萎えました。
秘密は秘密だからかっこいいんやで...工藤...。
あ、そういえば明後日放送の
金曜ロードショー、コナンの新作ですね。
今回はどこが爆破されるんでしょうか。
先週は観覧車の上で
大の大人2人が大喧嘩してましたが
ちょっとコナン君の胃が心配です。頑張れ。

観覧車とかにもよく使われる
プロジェクションマッピングですが
舞台に多用するとなると好みは別れそうです。
しかも今回は黒い舞台に白一色なので、
綺麗は綺麗だけれど...。目がチラチラします。
あと、またまた学校を意識して
ちょっとチョークっぽい質感です。
数学とか幾何学みたいに放物線を描いたり、
生物のスケッチみたいだったり、
あとは、夜の女王が出てくるから
星座とか星とか意識したようなマッピング
広く一般的に"芸術"とはされない
数学とか幾何学とか理科系で
世界の美しさを表現するとこんな感じです!
って言うような印象を受けました。

多用といえば、影絵も多用していました。
最初は、背景に出る影絵の方が
どっちかと言うと"劇中の現実"に近くて
舞台で歌ってる人々は心象風景なのかな、
と思っていたんですが、
観た感じ、入れ代わり立ち代わりな感じでした。
場面によって違うみたいです。
面白いのは面白いけれど
オペラ初心者なので混乱しました笑。

あとこれは『のだめカンタービレ』を
読んで先入観持ってたのがダメだったんですが
夜の女王の侍女三人の服装に統一感がない!
(『のだめ』だとお揃いの衣装だったはず)
って思ってしまいました。
1人だけお揃いの刺繍の色も違うし、
謎にチャイナ風。何故か夜の女王もチャイナ風。
他は普通に欧州風なのに、何故...?
シノワズリか。シノワズリなのか...?
ってなってしまいました。
しかも、そのあとの場面を見ると
何故かその刺繍がザラストロ側の人々にも
普通に入っている。
舞台全体の印象併せだったんでしょうが、
敵と味方が同じ刺繍はどうなんですかね...。
それともオペラってそんな感じが
普通なんですかね...。分からん。( -᷄ ω -᷅ )

個人的に1番好きだったのは
パパゲーノが口に錠をかけられて
動く歩道みたいなので退場していくシーンです。
めちゃくちゃシュールです。
パパゲーノの役自体が好みなので
色眼鏡はかかっているかも知れません。

それにしても初めて(オンラインだけど)
オペラを観ましたがは、少し苦手...かも。
音楽性が強すぎて今一つついていけない感じ。
ミュージカルとかだと、外国のだと好きなので
オペラも好きかなあ、とは思ったんですが
どうなんだろう...。判断がまだつかない。
まあ、まだ少なくとも2つは
オペラを配信してくれるそうなので
それ観てから考えてみようと思います。
もし好きだったら、ちょっとチケット高いけど
(嘘ですすみませんべらぼうに高い)
コロナウイルス収まった頃にでも
劇場に観に行こうと思います。