感想日記

演劇とかの感想を感情的に書きなぐってます。あくまでも「感想」だし、備忘録としてネタバレしまくりなのでぜひ気を付けてください。でもあらすじとかはあんまり綺麗にはまとめてないです。

イスラエル・ガルバン『春の祭典』

2021/06/19

KAAT 神奈川芸術劇場 大ホール

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(映り込みが激しいことで、私の中では有名なKAATのやつ…斜めから撮ったのしか上げられないね…。)

 

 

なんか去年講義受けてた先生がTwitterで発狂しておすすめしてたから、そんなにすごいのかと思って観に行ってきました!

安かったし!!1500円で観られたし!!学生最高だね!!!

 

KAAT遠くて行きづらいくせに面白い公演ばっかりやるのほんとやめて欲しいよね!?神奈川県に引っ越したい。(学校正反対の方向になるから無理)

 

にしてもあんまりにも綺麗な舞台だったので、これはスケッチ案件かと思ってたら写真があがっててホッとしました。衣裳とかよいよね。稽古着っぽいのに芸術的で。

 

 

演劇に関してもまだ全然知らないことだらけなんですが、ダンスというか舞踊に関しては(というかそもそもどっちの単語が適切なのかよく分かってないレベルで)なんも知らないので、すごかった!しか言えないんですがすごかった…。

 

 

 

ツイッターの方にも昨日書いたんですが、

舞台が楽器になっているのを観てきました…

 

ダンサー1人とピアニスト2人いうより、打楽器奏者1人とピアニスト2人というか、打楽器奏者3人というか…。

 

ミュージカルとかオペラとか観ると(あんまり数は多くないですが)「身体が楽器になってる!」と思うこととかはあるんですが、これはそういうのともちょっと違って、身体全体が、ピアニストでいう10本の指に相当している、と言うか…。

 

いや…単純に、いわゆる「踊る」ことがダンス・舞踊じゃないんですね…。

目からウロコ案件…。

なんだろうねダンスって…「韻文の動きが踊り」とかゴードン・クレイグが書いてたのは読んだことあるけど…。あるリズムを奏でることがダンスなのかな…となるとストレートプレイもある意味ダンスなのかな…コロスは踊ってもいたらしいけど…うーん…??

 

迷宮入り。でもすごかった。

 

最初暗転して、コツコツと舞台に何者かが歩いてくるときの

 

「何かが始まる…!!」

 

っていう客席の空気感もすごかったです。決して満員御礼ってわけじゃないのにあの集中力ヤバい。

 

ダンスはこういう風じゃなきゃいけない、楽器はこういう風に演奏しなきゃいけない、男性ダンサーはこんな感じの衣裳を着なきゃいけない、スリッパとかじゃなくちゃんと靴を履かなきゃいけない、セットをこういう風に扱ってはいけない、中断してはいけない、とか、なんかそういうエトセトラを

 

「なにそれどうでもいいじゃん?(笑)もっと楽しくやろうよ。」

 

みたいに軽々飛び越えながら余裕に遊びつくしてたのが最高でした。

命削るレベルで必死に遊ぼうとしているのは演劇で何回か観たことあるけど、こんなに余裕を持って自由に遊ぶなんてすごい…。これが大人の遊びか…。

 

冒頭、寝っ転がったまま足で弦楽器的なセットを演奏しだしたり、連弾してるピアノの間に侵入していったり、なんかとにかく足技はすごすぎるし、舞台面がもはや打楽器になってるし、私自身フラメンコもストラヴィンスキーもバレエ・リュスも詳しくないし、なにやってるか正直全然分かんなかったし、寝不足もあってややうつらうつらしてしまいながら観ていた部分もあるんですけど、

 

なんか…ダンスに対しての枠組みが外れた気がする…。

 

いやもちろん技術的なこととか細かく観れば、信じられないぐらいの基本の積み重ねありきで超すごいことやっているんだろうけれど、でもダンスの根っこはもっと自由でいいのかな、と思いました

テンション上がったから足踏みしちゃった、的なレベルで。

 

しばらく観に行ってなかったけど、ぼちぼちダンス・舞踊・舞踏関連もまた観に行こうかな…、って思いました。

 

てかこれほんとに1500円で観ていいの…??ありがとうございます…。