感想日記

演劇とかの感想を書きなぐってます。ネタバレはしまくってるのでぜひ気をつけてください。

Opening Night『オープニング・ナイト』

2020/11/07
東京芸術劇場 Playhouse
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イヴォ・ヴァン・ホーヴェ祭り2日目でした!
全部13:00からのチケット取ってたので
昨日は『オープニング・ナイト』観てきました。

率直な感想としては、なんだこれ????(酷い)

いやなんか、話としては年齢をついに
意識するようになった大女優さん、っていう、
なんかイヴの総てとかで観たことあるな、
『プレゼント・ラフター』にもこの手のヤツあるな、
みたいな、どこかで聞いたことある話だったけど、
なんというか描き方が...変。(悪い意味ではない)

"老い"への恐怖を感じてる女優が
目の前で交通事故で死んだ若いファンの
ナンシーを、その恐怖の具現化的な感じで想像して
2人で互いに微笑みあったり罵りあったり、
最後にはその想像上のナンシーを絞め殺すって、
どんな話だ一体。すげえな。

多分主演の女優さん2人がすごかったからかな。
実際は違うんだろうけれどギリギリのテンションの
演技がすごい。もうキレそうとしか表現出来ない。

そんなテンションな上に、芝居の稽古なのか、
日常生活なのか混乱するところがたくさんで、
舞台の状況の切り替えが早すぎて
目がクラクラするような感じの部分もありました。

でもなんかそんな混乱してるみたいな状態で
(少なくとも)私は観てたので、笑。
もしかしたら突拍子もなく思える物語に
何とかついていけたのかも、なんて思いました。

それにしても、一昨日の『声』しかり、
本当の舞台で観たいよーーー。
舞台上を撮影してるカメラの映像が
舞台上のあちこちのモニターに映るんだけど、
見たい時に限って俳優さんの顔のアップになって、
見えない部分もあって残念でした!
いっそ定点カメラで収録して欲しかったかもです。
まあ観れただけで満足ですけどね。

ちなみに1番ドキッとした演出は
最初にナタリーが事故にあうときに、
後ろの窓ガラスにがバシャって飛び散るだけで
表現してたところです。
ちょっと初っ端からビクってしました!
なんてショッキングな演出。
(ちなみに真っ裸はもう慣れました。
前は結構(⊙ω⊙)ギョッとしてたけどね。)

でも、"老い"が一応メインのテーマなので、
イマイチまだ掴みきれてないけど、まあいっか。
映画もあるみたいだしもう少ししたら
みてみようと思います。

そして今日はいよいよ最終日!
じゃじゃ馬ならし』R18!!!
舞台でR18とは何事だ!?!?!?!

とりあえず行ってきます笑笑