感想日記

演劇とかの感想を書きなぐってます。ネタバレはしまくってるのでぜひ気をつけてください。

『羊たちの沈黙』

2020/04/15
家のTV
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"I'm having an old friend for dinner."
(古い友人を晩御飯に招待するんだ)
(古い友人を晩御飯として食べるんだ)

最後のセリフですが
絶対レクターは後者の意味で喋ってるよね...。
というか言葉遊びしてわくわくしてるよね...。
英語の二重性ってかなり面白いです。
まあレクターのあだ名というか異名も
Hannibal "The Cannibal" Lecterで
"annibal "で韻踏んでるので
そういうのが好きなんだと思います。
楽しくていい。
でも少なくとも夜観る映画じゃねえ...。
こんなに虫が多いなんて聞いてません!(そこ)
しかも夜だから薄いアパートの壁に配慮して
イヤホンで聞いちゃったじゃないですか!!
耳元で羽音!蠢く音( ゚皿゚)キ─︎─︎ッ!!
ある意味腸の映像(しかもモザイク流石TV)
より辛かったです。
てか腸くらい垂れ流してもいいんやで...。
むしろモザイクかけようがかけまいが
簡単にモザイクとった想像は出来るので
あまり意味ない気もします。

それにしても、日本の刑事ものとかでも
よく見るような
"天才的な異常犯罪者が牢屋の中から捜査協力"
っていう形ではあったのですが
(もしかしたらそれの先駆けかも)
こんなに手に汗握るとは思いませんでした。

女性のクラリススターリング捜査官と
ホラーゲーム?をしているような感覚から
映画が始まりまるので
実際に自分がその場にいるような感覚が
最後まで拭いきれません。
たぶん彼女の視点からのショットが
最初の方はかなり多いからかなと思います。
Youtubeとかでのゲーム実況の感覚に近い。

それとハンニバル・レクター役の
アンソニー・ホプキンスさんが出てきた瞬間
こいつは危ない!!ってなります。
多分普通に生活しているとあまりない感覚。
動物的な危険信号が点滅状態です。
多分、レクターの牢獄に至るまでの
牢獄の囚人たちが"いかにも狂っています"
という雰囲気なので、
それと相反するようなレクターの
落ち着いていて、小綺麗で、紳士的な様子の
ギャップが怖さを倍増しているからかな。
表面としてはまともなのに
牢獄に入れられているところに
人間が1番恐れる"理解できない"怖さが
存在しているというか...。
あとは、瞬きって結構重要だなと思いました。
レクター全然瞬きしない。視線も動かない。
(ホプキンスさん、目大丈夫?)
ガラスの目玉みたいというか...
生理現象や感情表現を忘れてしまっていて
(驚いた時に目シパシパしたりとか色々)
血が通っている感がないです。
それなのに口元は微笑んでいるので
それが余計常人離れしてぞっとします。
しかも日本人みたいに濃い色の虹彩でなくて
かなり薄いブルーなので余計タチ悪い笑。
X線にかけられているような気分になります。
まあそれを狙って
彼のアップショットが多いんだとは思います。
画面越しに自分が観察されて読まれている感じ。

また、グロめなシーンは結構出てくるんですが
4分の3ぐらい映画が進むまで
実際に人を殴ったり殺したりする
暴力的なシーンはほとんどないので
怒涛の如く始まる後半20分ぐらいの
恐怖感というか、心臓に悪い感というか
そういうのが半端じゃないです。
ゆっくりランニングしてたのに
最後のラストスパートが完全オーバースピード
みたいな感じで心臓バクバク。
ほんとに夜に見る映画じゃない。怖すぎます。

来週はこれの続編の『ハンニバル』が
放送されるようですが心臓持つかな...。
楽しみに待っていようと思います。
学校のAVルームが使えないので
こういう名作とか流してくれるのは
(カットとかはあるけど)
(今回もフェミニズムに引っかかるような
場面がカットされてたみたいです。
まあ周り男ばっかのFBIで
綺麗な女の人がメインですし...。
向こうだと体格差もすごいので...。
ただ個人的にフェミニズム云々苦手なので
まあ...って感じでした)
本当にありがたいです。
しかも『羊たちの沈黙』とかの
メンタルにクる系映画を取り扱う授業が
抽選漏れしたので...来年リベンジ。
とりあえずシラバスにあるやつを
今年中に観ようと思っています。
1本ずつゆっくりです。
多分一気に見たら精神崩壊しそう。
気をつけながら頑張りたいと思います。