『海の賑わい 陸（オカ）の静寂―めぐり』

2020/05/19
Youtube

滑り込みで観ました山海塾。
暗黒舞踏は授業で
断片的には観たことあったけど
フルで観るのは初めてです。
バレエならストーリーが明確にあるので
考えやすいんですが、
暗黒舞踏はほら...あれ...なんて言うんだろ...
説明するのを躊躇わせるというか...だから
今回はいつもの5倍グチャグチャです笑。

正直ちょっと暗黒舞踏は
好みじゃないなーなんで思ってたんですけど、
いざ観てみたら、多分これ
嫌い、じゃなくて苦手なだけですね。

奇妙で面白い踊りをしてるなあ、ぐらいの
レベルの時は普通に観てられるんですが、
それがだんだんシャーマン的になって、
神がかりのミイラみたいな状態になってる時は、
ちょっと正直観てるのが辛いです。

あの、パフォーマンスであることを
ほとんど限界まで忘れ去った状態で、
ただただ自分の内面に落ちていくような
うつろな意識の中で踊っているのは、
なかなかに観ているのが辛い。
つまらないから辛いんではなくて、
動いちゃいけないものが、たとえば...
めちゃくちゃ綺麗なミイラとかが、
絶対に"そっち"には行けないのに、
必死に"そっち"に行こうと蠢いている、
みたいなイメージが湧いていて、
痛々しくて辛いです。
（正直"そっち"がどこか、イマイチ
自分でもピンときてないです。
でも確実に"あっち"でも"こっち"でも
ないような気がします。)

舞踊譜や型的な意味の言語形態すら
一切無いような表現形態なので、
完全なイメージしかないのも、
情報過多で頭パンクしそうです。

ヘッドホンで聞いてたので、
サウンドが右耳から左耳に通り抜けるのも
"うわあなんかムカデ的なものがはってる！"
とかなっちゃって軽く吐きそう...おえ...。

無音のときですら、
か細いけれど、女性の歌が聞こえる気がする...。
ヤバいこれ幻聴じゃないですか？

特に、あの全員白塗りなので、
誰が誰かは全然わかんないんですけど、
最初に出てくる年配の人と、
画像にあげた4人組の時が顕著に辛い...。

物凄い表現形態であることは
もう十分すぎるぐらい納得してるんですが、
頭の情報処理能力が貧弱なので、
生で観るのは
もうちょっと人生経験してからかな...。
下手すると劇場でゲロ吐きそうです。
さすがに前後左右に迷惑すぎる笑。

明日は先生からゴリ押しされた笑、
『The Encounter』を観ようかなと思います。
オンライン授業に向けて買ってもらった
ヘッドホンがついに真骨頂を発揮する...！
今からワクワクです。
グローブ座の配信映像は
2週間はやってるので、ちょっと置いとく...。
待ってて、絶対、観るのは観るから...（瀕死）
誰か時間を分けてください...。