感想日記

演劇とかの感想を書きなぐってます。ネタバレはしまくってるのでぜひ気をつけてください。

『ヒッキー・カンクーントルネード』「トペ・コンヒーロ」チーム

2021/08/26

すみだパークギャラリー SASAYA

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立体的でかわいい…

 

 

岩井作品を初めて観に行ってきました!

講義とか本とか論文で名前だけ知っていたけどなんか通りすぎていた、という…。

 

そういえばYouTubeのやつもまだ観てないな…。早く観ないと…。

このシリーズ今年度だけだった気がするからマジで早く観ないと…。

youtu.be

 

しかもAmazon Prime Videoのチャンネルでもなんかやってるんですよね…配信…。

うわあ…たくさんだ…期間中に観られるかなあ…。

 

最近夏休みだからって頑張っていっぱい観に行こうとしてやや死にかけてます。

ずっとこのブログ読んでる酔狂な方とかなら、たぶん文量とかテンションとかで気が付くとは思うけど…。

 

9月入ったらそんなでもなかったはず、なので頑張ります…。

ちなみに明日はKAATに行ってくるぜ…感染対策はちゃんとするよ…。

 

公式と、公式から引っ張ってきたあらすじ

hi-bye.net

 

 

取っ手だけでドアを表現しているのが個人的に好きでした。 

 

プロレスラーを夢見ているが自宅からは一切出られない引きこもり(ヒッキー)の登美男。

妹の綾が唯一の理解者。ある日心配をした母が連れてきた「出張お兄さん」なるカウンセラーもどきの男、圭一に登美男は説得をされるが、あろうことか逆に圭一が、登美男と共に引きこもってしまう。

続いてやってきたカウンセラーは、二人を家から外に出すべく、新たな策を練る。

果たして、登美男は外に出られるのか…。

 

もう太字のとこ読んだだけで「これはヤバそう」と思ってチケット買いました。

 

結果、思ってた方向とは違ったけど面白かったので良かったです!!

 

「出張お兄さん」は「飛びこもり」だった

なんか、超絶適応能力がある人、みたいな?

だから自我ってものが薄いし、どこにでも誰にでも適応しちゃう人で、その珍しさから「出張お兄さん・お姉さん」のカウンセラー団体から実験体として呼ばれている…みたいな感じでした。出張お兄さん。

 

てっきりそのカウンセラーもどきのお兄さんが、いかにして引きこもりの登美男に逆に説得されるか、そしてその現象が周りにもどんどん広がっていくか、を、カオス感たっぷりに描いたブラックコメディだと思っていたので(何を期待してるんだ)、「あッ…お兄さんのくだり、意外とあっさり…」となりました(笑)

 

その他のモロモロの感想

元引きこもりとしては、「あ~あるある!!」って感じのことがいっぱいで、会場が結構どっかんどっかん笑っているときとかに「え?今のって笑うとこ??」ってなってしまうことが多数。

 

お兄さんとかお姉さんとか、それを巡るドタバタ感はあったんですけど、基本なんかすごくリアルで、定点カメラで、ある家庭のリビングを覗き見している感じです。

 

母と妹が、兄の引きこもりについて話しているのに、いつの間にか母の趣味のボウリングとそれにまつわる話に中心が移っていく感じとか、妹と兄がプロレスの話で超盛り上がって、兄が「じゃあ見せてやんよ!」って意気揚々とプロレスのコスプレして戻ってきたときには、もう妹は彼氏との電話で忙しい…みたいな、微妙に会話がずれていく感じとか、人が微妙にすれ違っていく感じとかに「すごいリアル!!」って思いました。

 

あと登美男が意外とバキバキに鍛えていて、インターホン鳴るたびにつま先立ちでブルブル小鹿のように震えだすので「登美男…お前体幹すげえな…」と変な感想も抱きました。

 

でも…なんか…なんだろう…演劇観てる!!って感じはしたし、面白かったんですけど、ちょっと観客席の、たぶん常連さんかな、みたいな人たちの雰囲気に押されてしまって、なんとなくしっくりこないまま、観終わってしまった感じがします。不覚。

小劇場大劇場関係なく観客席の雰囲気に馴染めない時ってあるよね…

あと今度ジャニーズ主演の舞台を2本観に行く予定なのでそれも今からドキドキしてます…大丈夫かな…。

 

とりあえずオンラインのやつも観てみようかと思います

それからまたちょっと考えるぜ!

でも時間あるかな!!?それが問題!!